Adobe Fireflyを試してみました!

Adobeから今年リリースされた生成AIのFireflyがどんな感じなのか「テキストから画像生成」という機能を試してみました。
“プロンプト”と呼ばれる文字列を入力して、生成してほしい画像を指示します。
現在Firefly Image 2(Beta)が最新版として公開されていますが、
これはベータ版のため正式リリース済みのFirefly Image 1を使用しました。
縦横比はワイドスクリーン(16:9)です。

プロンプト:じゃがいもの箱の中から覗く猫

プロンプトを入力して数秒待ったら画像が4枚生成されます。
その4枚の中に思ったような画像が無ければ、更新を押すかプロンプトを変えて再度生成します。
この画像を得るまでに何十回か生成をやり直しました。

プロンプト:空飛ぶイルカに乗っている人、ファンタジー

なぜか和風のイメージが度々現れました。
それからほとんどは「空飛ぶ」というよりは単にジャンプしているように見える画像でした。
時々ちゃんと空を飛んでいるものも生成されましたが、ことごとく人物やイルカが崩れていたので不採用です。画像生成AI、意外と根気勝負かもしれません。

プロンプト:抽象画、にじみ、秋、幾何学的、模様、水彩、高彩度

コラムの背景のような用途を想定してプロンプトを考えました。
今のところは、抽象的な画像の生成が実用的に使えそうな印象です。
これなら生成AI特有の崩れを気にする必要がありませんね。

ちなみに一番最初の「Firefly」という文字は「テキスト効果」という機能で作成しました。プロンプトは“イルミネーション”です。
Fireflyは画像生成以外にも、既にIllustratorでベクター生成が実装(投稿日時点ではベータ版)されている他、将来的には動画にも使えるようになるんだとか。今後が楽しみです。