
大阪・関西万博が閉幕しました
2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博が、半年間の開催期間を終え、10月13日に閉幕しました。
世界各国の文化や技術に触れ、未来を共有することができたこの万博。
今まで知らなかった国々の歴史や価値観を学び、各国の名物料理に舌鼓を打ち、大屋根リングからの絶景に驚き、心が何度も揺さぶられました。
何より、各国がそれぞれの自然・風土に根ざした文化や暮らしを築いてきたことに、改めて深い尊敬の念を抱きました。
最近では「最終的な収支はどうだったか?」というニュースが盛んに報道されています。もちろん、それも重要な観点ではあります。
ですが、私の中では、それ以上に強く残っている風景があります。
ミャクミャクに抱きついて笑っていた子どもたちが大人になった時、今日の写真を見てどんなことを思うだろう?
大屋根リングを見上げて目を輝かせていた若者は、もしかしたら夢を持ったかもしれない。
55年前の万博にもきっと足を運ばれたであろう車椅子のご高齢の方は、満面の笑みで何を思い出されていただんだろう?
言葉が通じなくても、身振り手振りでお話ししたあの外国の方は、国に帰って友達に日本のことをどんな風に伝えるのだろう?
そんなことを思うとお金では計れない、大切な価値があったのではないかと思います。
本当に楽しく、かけがえのない半年間でした。
大阪・関西万博、ありがとうございました。
この経験を今後の取り組みにしっかり活かしていきます。